苫小牧周辺の自然と食べ物

主に胆振管内の自然とB級グルメ情報

口コミグルメサイト[食べログ]

羊蹄山登山 後編  

羊蹄山は日本百名山の一つであり、その登録名として後方羊蹄山(しりべしやま)とも呼ばれる北海道を代表する山です。 独立峰で富士山に似た山容であることから蝦夷富士などとも呼称されてますよね。 全国には○○富士と呼ばれる、郷土富士が数あれど、羊蹄山ほど本家に似た山容を持つ山は他にあるまいと言ったら手前味噌すぎるでしょうか。

前置きはこのくらいにして・・・・。
山小屋についてザックを下ろしほっと一息ついた僕等はコーヒーを淹れて飲むことにします。 インスタントだけどね。

IMG_2522_R7878.jpg
ウィスキーを少し垂らして冷えた身体も温める。

IMG_2523_R7878.jpg
山小屋利用料は大人800円、毛布200円、シュラフ300円です。 マットやシュラフの重量を減らしたい人は利用するのもいいですね。 僕等はどっちも持っていないので利用させてもらいましたが、毛布を下に敷いて寝っ転がるだけではかなり背中が痛かったです(笑) 他の宿泊者は自分でマットを持ち込んでおられました。 何事も経験しなくてはわからんものです。

IMG_2527_R7878.jpg
天井には記念の寄せ書きがたくさん貼ってあります。

IMG_2528_R7878.jpg
真夏のこの時期でも小屋の中はコークスのストーブが焚かれていました。

しばし疲れた足を伸ばしたりストレッチをしたり・・・天候が回復すれば頂上を目指したいのですが・・・・・・。 外は風が強くガスが発生していて登る気になれません。

16時半ころにうっすら明るくなってきたので、少し登って見ることにしました。

山小屋から登山道へ戻り山頂を目指すコースを登っていきます。 ガス混じりの風が強いので合羽を着て防水防寒対策を取りました。
30分ほどして稜線へ出ますと・・・・・・。



稜線上は風が非常に強く、お鉢に取り付いてもガスでルートをロストしてしまいそうです。 初心者は無理しないで引き返すのがいいと判断し、明日に期待する事にしました。

山小屋へと引き返す途中わずか2分間くらいでしたが、ガスが途切れ太陽が顔を覗かせ、比羅夫方向の視界が開けました。 一瞬の出来事でしたが見事な雲海に見惚れました。

IMG_2535_R7878.jpg
ほんのちょっとの時間でしたが本日の眺望の収穫です。 高いところにいるんだなーという実感が持てました。

IMG_2541_R7878.jpg
さあ! 飯だ!

IMG_2542_R7878.jpg
便利なもんだ。 アルファ米というものを初めて食べたんだけど、熱湯か水を入れればご飯が出来る。 味はまあ・・・それなりなんだけど不味くはない。

IMG_2544_R7878.jpg
登る前にコンビニで買った惣菜たち。
コンビニメニューも馬鹿にできない美味しさだよね。 ぶっちゃけ、ポテトサラダなんてうちで作るより美味しい。

IMG_2545_R7878.jpg
山小屋も混み始めて最終的には20名弱くらいはいたような。 本州から来た人、夫婦で来てる人、ソロの人、色んな人達がワイワイガヤガヤ食事をしながら明日の計画などを話している。

IMG_2546_R7878.jpg
よし寝酒だ。 山の夜は早い。 ご来光を見るとすれば今の季節だと日の出が4:20らしいので、3:00には出発しないとならん。 晴れるといいが・・・・。

しかし、寝遅れた。 寝遅れたというか、明日への期待の興奮と毛布一枚のごろ寝で背中が痛くて寝付けない。 さらに、どこかの殿方の盛大なイビキが夜通し続き、ほとんど眠ることが出来なかった。 山小屋は寝た者勝ちだね(笑)
そして、3:00くらいにイビキがピタッと止んだと思ったら、イビキをしていた男性を含むグループが出発の準備を整えて小屋を出て行った。 さすがっす・・・プロっす。 かなりイラッと(笑)

ご来光と睡眠を秤にかけると、睡眠に傾いたのでご来光は断念して眠りにつく。 真っ暗闇の山の中をヘッドランプだけで歩くのも自信なかったしね。 それでも4:30には起床して晴れているのを確認したので、疲れている身体を無理やり動かす。

IMG_2547_R7878.jpg
外はもう明るいが電灯のない小屋の中は真っ暗。 ヘッドランプの灯りで身支度を整えて出発だ! お鉢は険しい岩場地帯もあるとの情報だったのでポールは持たずに行くことにする。 ザックも背負わないから軽快です。

IMG_2559_R7878.jpg
朝日をバックに稜線もくっきりと見える。 ひんやりした山の空気が清々しい。 顔も洗っていなけど、一気に目が覚めた。

IMG_2561_R7878.jpg
少し登り始めて、後ろを振り返ると尻別岳が雲海から頂上を覗かせていた。 その後ろにはかすかにニセコ連峰らしき山影も見えるような。

IMG_2560_R7878.jpg
アザミ越しにみる雲海と尻別岳
デジカメでは限界がっ。 一眼欲すぃ。

IMG_2563_R7878.jpg
お鉢(火口外縁)に取り付いた。
そしてここで、嫁が吐きそうだと言ってうずくまってしまう。 もともと低血圧で朝が弱い彼女の活動限界がきたようだ。 そうか嫁よ、君を気遣っている暇など俺にはない。 ここで僕が戻るまで休んでいたまえ。
嫁をデポした後は、旧山小屋経由で山頂を目指して、岩場経由で戻ってお鉢巡りをする事にした。

IMG_2564_R7878.jpg
直径700m 深さ200m 周囲5kmの火口は父釜と呼ばれる。 底には水が溜まって池のようになっていた。

IMG_2570_R7878.jpg
旧小屋跡
マチュピチュみたい。

IMG_2568_R7878.jpg

IMG_2571_R7878.jpg
テントを張るのによさそうな・・・テント張ってもいいなら、いつかテント泊して星空を眺めてみたい。

IMG_2572_R7878.jpg
母釜

IMG_2574_R7878.jpg
子釜

二つの小さな火口を通過すると京極側への視界が開ける。

IMG_2592_R7878.jpg
一面雲海であった。 すばらしい。

IMG_2584_R7878.jpg
最高標高点に近づくにつれて登山道は岩場に変わり険しさを増してくる。 滑落すればただでは済まない。 慎重に足を運びました。

IMG_2586_R7878.jpg
もうすぐ・・・

IMG_2590_R7878.jpg
やったー。 とうとう山頂です。
高いです。 風も出てきたので狭い岩場に立って下をみていると足がすくむ思い。 誰もいなくて最高標高点をバックにシャッターを押してもらうことは出来なかった。

IMG_2591_R7878.jpg
いや、まったく素晴らしいとしか言い様がない景色でした。 しばらく山頂に陣取り見とれていました。



IMG_2594_R7878.jpg
嫁を待たせるのも悪いので、岩場経由で戻ります。
さすが岩場経由と名付けられるだけあって岩場ばっかりです。 ペンキの矢印でルートが示されていますが、岩場だけに手懸かりと足の置き場に集中してしまい、いつのまにかルートを外れていってしまうこともしばしば。 ガスが出ていたら絶対にこのルートは通ってはいけませんね。 斜面の角度も急なので大変に危険です。

IMG_2595_R7878.jpg
こんなんですから。

IMG_2596_R7878.jpg
これがルートかっ!?

IMG_2597_R7878.jpg
マジで?ここ通るの??(笑)

嫁と合流を果たして小屋へ戻ります。 聞くと待っている間に嫁は真狩ピーク(1860m)は踏んだとのことでした。 真狩コースから登った場合にここを仮の山頂とみなして下山する人も多いとか。

IMG_2598_R7878.jpg
アルファ米と魚の缶詰とアンパンの朝食です。
水も持たずにお鉢巡りをしていたので、この時飲んだ水が格別に美味かった。 朝食後に小屋の清掃を済ませ、荷物を整理して下山します。 管理人さんにお願いして小屋前でシャッターを押してもらいました。

IMG_2600_R7878.jpg
嫁は1500mを超えてしまう標高差の場合は、もう登山しないそうです。 でも、今回の羊蹄はいい記念になったことでしょう。

下山は4時間ほどで降りられました。 大変に良い天気で登ってくる人達とたくさんすれ違いました。
降りたらすぐにまっかり温泉へ行き汗を流して、オーバーヒート気味の足を水風呂で冷やします。 その後は真狩の食堂で遅めの昼食を取り、ルスツの道の駅に寄って野菜を買ってソフトクリームを舐めて帰路につきました。

去年から始めた登山ですが、今回、日本百名山の一つに登ることが出来ました。 次の目標はテント泊登山です。 山頂から見る星空を見てみたい。 そしていつかは十勝連峰などの縦走もしてみたい。

そんなに休み取れるか知らんけど!
スポンサーサイト

category: 登山・トレッキング

tag: 羊蹄山 
tb: 0   cm: 0

コメント

コメントの投稿

Secret

トラックバック

トラックバックURL
→http://kobayujun.blog.fc2.com/tb.php/136-07ef1b7f
この記事にトラックバックする(FC2ブログユーザー)

月別アーカイブ

最新記事

カテゴリ

最新コメント

記事につけたタグがハッシュタグになるツイートボタン

アクセス数

フリーエリア

フリーエリア